「共時的星叢──時を共にした星たち 越境する芸術のまなざし」(東京都現代美術館)開幕レポート。無数の星々の営みが語る、もうひとつの近代
概要
東京・清澄白河の東京都現代美術館で、「共時的星叢──時を共にした星たち 越境する芸術のまなざし」展が開幕した。本展は、日本統治時代に台湾でシュルレアリスムを試みた「風車詩社」のドキュメンタリー映画『日曜日の散歩者』に着想を得ている。黄亜歴、金島隆弘、鳥越麻由によるキュレーションで、台湾と日本の美術、文芸、映画など約800点の資料をモンタージュのように構成し、単線的な歴史観を超えた「星叢」の視点で近代を再考する。第1章では翻訳と創造、第2章では工業化と都市化の時代性を扱う。空間設計には反射素材が多用され、複数の関係性の交差を演出している。
(出典:美術手帖)