皇居三の丸尚蔵館が11月3日にグランドオープン。展示面積8倍、若冲《動植綵絵》全30幅も一堂に
概要
皇居・大手門近くの皇居三の丸尚蔵館が、2019年からの新施設整備を完了し、2025年11月3日に全面オープンする。この施設は、1989年の皇室からの寄贈を起源とし、現在は約6,300点(国宝10件、重要文化財13件含む)の至宝を所蔵する。新施設では、旧展示室(約160平米)から大幅に拡張された展示面積で、伊藤若冲の国宝《動植綵絵》全30幅を一堂に公開できるようになるほか、王羲之の《喪乱帖》や狩野永徳の《唐獅子図屏風》など、日本美術を代表する作品群を十分に展示・公開できる。施設の管理・運営は2023年に宮内庁から独立行政法人国立文化財機構に移管され、東京、京都、奈良、九州の国立博物館に次ぐ5番目の国立施設となる。総工費約155億円は国際観光旅客税で賄われた。
(出典:美術手帖)