「アートも音楽も“ミカタ”が大切を痛感」 俳優の飯田洋輔さんが「藝大式美術の“ミカタ” ―この夏、藝大生になる―」展を鑑賞 ポッドキャストでミュージカルの舞台裏を精力的に紹介
概要
ミュージカルを中心に活躍する俳優の飯田洋輔さんが、東京藝術大学で開催中の展覧会「藝大式 美術の“ミカタ” ―この夏、藝大生になる―」を鑑賞した様子を伝えるインタビュー記事。飯田さんは藝大音楽学部声楽科在学中に劇団四季へ入団し、『キャッツ』『オペラ座の怪人』『レ・ミゼラブル』など世界三大ミュージカル全作品で主要役を務めた経歴を持つ。
展覧会については、「美術に詳しくない人でも入りやすい距離感の近い展示」と評し、学生による模写の実演や多角的な展示構成を絶賛した。特に「模刻から学ぶ仏像の保存修復」の展示に感銘を受け、「音楽は時間芸術で残らないのに対し、美術は作品そのものが残る。その残すためのエネルギーや情熱もまた凄いもの」と痛感したという。また、明治期にイタリアに渡った女性画家ラグーザ玉(清原玉)の作品《宵(風景)》を見て、プッチーニのオペラ『蝶々夫人』を連想したエピソードも披露した。
飯田さんはミュージカル舞台裏の魅力発信のため、ポッドキャスト「飯田洋輔のMUSICAL COMPASS」を開始。指揮者の役割や日英の言葉の違いなど、ミュージカルを多角的に紹介し、「ミュージカルの沼にハマってほしい」と語る。自身の目標は「欧米の舞台と張り合える存在」になることで、今後もミュージカルとオペラの比較や演出家との対談など、コンテンツの幅を広げていく意向を示した。
東京藝術大学の学園祭「藝祭」の季節を控え、飯田さんは「秋のお出かけは藝大が圧倒的にオススメ」と呼びかけている。展覧会は2026年7月24日から9月23日まで東京藝術大学大学美術館で開催中。
(出典:美術展ナビ)