アート、デザイン、クラフトを横断する新たな国際イベント「Kyōto YouMe Triennale」が京都で10月に開催
概要
「Kyōto YouMe Triennale」は、10月9日から18日にかけて、東本願寺渉成園や重信会館など京都の各所で初開催される、芸術、デザイン、工芸を横断する国際的なイベントです。このトリエンナーレは、現代における「つくる」価値を探求し、アート、デザイン、クラフトを人間にとって根源的な活動として位置づけます。第0回「MANIFESTO Edition」では、日本の新世代作家10組をはじめ、イタリアの現代作家、カタールやUAEのデザイナー、イギリスのグラフィックデザイナー/アーティストであるハリー・ピアース、アフガニスタンのProject Blueなど、多様な制作者が参加します。渉成園では、金澤韻キュレーターによる「Adaptive Radiation」が開催され、日本の新世代作家による工芸や伝統技術をルーツとした作品を展示し、日常に埋もれたものを鮮やかに蘇らせる実践に光を当てます。また、マリア・ヴィットリア・バラヴェッリキュレーターによる「Le Mani Pensano」では、イタリア人アーティスト4名が「手は考えることができるのか?」という問いに向き合い、制作を瞑想的な行為として捉えます。さらに、シェイカ・アル・スライティキュレーターによる「Design As Memory」では、カタールやUAEのデザイナーが、建築物やオブジェ、テキスタイルを「能動的かつ永続的な文化記録」として再定義し、大量生産と使い捨て文化のサイクルを拒むデザイン方法論を提示します。
(出典:美術手帖)