「まなざしの奇跡 日本女性写真家の冒険」(ヒカリエホール)開幕レポート。歴史の表舞台から見落とされてきた多様な写真表現に光を当てる
概要
ヒカリエホールで開催された30名の日本女性写真家の展覧会『まなざしの奇跡 日本女性写真家の冒険』は、竹内万里子がキュレーションを担当し、南フランスで開催されたアルル国際写真フェスティバルを皮切りとする国際巡回展の一環として企画された。1950年代から今日までの女性写真家の作品を約200点、インスタレーション、コラージュ、映像など多様なメディアで展示し、記憶・身体・日常・ジェンダーという四つの章で彼女たちの視線と表現を紐解いている。山沢栄子やオノデラユキ、蜷川実花といった先駆者や実験的アプローチを示す作品が注目され、歴史的に見落とされがちだった日本の写真史を新たな角度から照らし出している。
(出典:美術手帖)