松房子|竹内公太「のののののまつり」
概要
千葉県・市原湖畔美術館で開催された竹内公太の個展「のののののまつり」は、市原市でのフィールドワークに基づいた映像インスタレーションを展開している。展示は、馬頭観音の視点から捉えた風景や、月待講などの民間信仰、そして忠魂碑や子安像といった石造物が持つ歴史的変遷をテーマとしている。
竹内は東日本大震災を経験した背景を持ち、石を「歴史を伝えるメディア」として捉えている。展示構成は、暗幕の先の異世界を体験した後、現実世界へと戻ってくる構造になっており、土地の記憶や自然と人間の関わりを再考させる内容となっている。
(出典:artscape)