束芋画 国宝
概要
本展は、2017年から2018年にかけて朝日新聞で連載された吉田修一の小説『国宝』のために束芋が制作した挿絵全500点を展示するものです。展示は前後期に分けて行われます。
制作過程において、束芋はまず墨による線画を描き、その後に物語の感情や空気感を色彩として重ねていきました。今回の展示に向けて、かつてデジタル上で合成していた色彩部分を、和紙に描かれた線画の上に改めて手作業で着彩し、完成させています。
約10年前の記憶を現在の身体感覚で呼び起こしながら色を重ねるプロセスを通じて、文学と美術、過去と現在が交差する束芋独自の世界観を体感できる貴重な機会となっています。
(出典:美術展ナビ)