「瀬戸内産業芸術祭2026」が10月に初開催へ。岡山・愛媛で稼働中の工場7ヶ所が会場に。妹島和世、長谷川祐子らが監修
概要
10月3日から31日まで、岡山県と愛媛県にある7つの稼働中工場を会場にした『瀬戸内産業芸術祭2026』が初開催されることが記者発表会で発表された。主催は一般財団法人日本産業芸術財団で、会場は製塩、学生服、デニム、造船関連、蓄電池、資源循環など多様な業種の工場やプラントである。従来の産業遺産ではなく、現在も操業中の現場を公開する点が特徴で、財団はこの取り組みを「分散型美術館」と表現している。構想は国土交通省の「地域・日本の新たなレガシー形成事業」に採択され、2025年1月に玉野市で実施したモニターツアーを経て、今回の開催に至った。代表理事の伊藤正裕は準備期間として約4年が経過し、トライアルを行い議論と構想を重ねてきたと説明した。評議員を務める建築家の妹島和世は、瀬戸内海の歴史と現在の産業が結びついていることを感じ、今回の祭りを通じてその連続性を示したいと述べた。
(出典:Tokyo Art Beat)